「下積みって必要?」予約4000人待ちのフリーランスシェフと考える“非常識な働き方”

2017.8.23

Share
Tweet


ある仕事をマスターするのに、下積みや修業って本当に必要なの?
まったく経験のない業界に転職して圧倒的な成果を出す人の仕事の仕方って?
経験もネットワークもある。フリーランスと会社員、どっちがいいんだろう
女性が子育てしながら、バリバリ好きなことを仕事にして生きていくのって難しいの?

もはや「正しい働き方」はない。“自分にあったワークスタイル”を模索しながら生きる世代のあらゆる疑問に応えるヒントを探るため、Be inspired!は姉妹メディアHEAPS MAGAZINE(以下、HEAPS)とともに、これからの世代の「働き方」や「仕事との向き合い方」を考える4時間のイベントを9月9日(土)に渋谷で開催することを決定した。

今回のイベントは『MEET HEAPS ~Public Interview Studio Vol.1~(ミートヒープス パブリックインタビュースタジオ)』と称し、Be inspired!、HEAPS編集部とアナタが、3名のゲストに働くことにおいて「疑問に思っていること」をなんでもぶつけていく空間。いわば“全員参加の公開取材”の形式をとる。

▼HEAPS MAGAZINE
ニューヨークを拠点に世界各地の個人・コミュニティのユニークな取り組みとムーブメントを独自取材しいち早く配信します。

▼MEET HEAPSって?
HEAPSに「参加し、共につくり、発信できる機会」として、HEAPS・Be inspired!編集部、読者、取材対象者、コントリビューターが一つの場所に集まり、一つのテーマにおいて「ソーシャルクリエイティブ」を共創・実現する場です。そのテーマは、あらゆる分野を横断します。

▼PUBLIC INTERVIEW STUDIO<パブリックインタビュースタジオ>って?
「MEET HEAPS」の一つの手段として、“全員参加の公開取材”「パブリックインタビュースタジオ」を試みます。HEAPS、Be inspired!編集部と参加者であるアナタが、弊各誌に登場した人たちに実際に会い「聞きたいこと・疑問に思っていること」を投げかけて議論し、見て聞いたコト・モノを自由に発信してください。

 

「ある仕事をマスターするのに、下積みや修業って本当に必要なの?」

1人目のゲストスピーカーは「ある仕事をマスターするのに、下積みや修業って本当に必要なの?」という疑問に応えていく。今回のスペシャルゲストでもある、学生時代から“予約4,000人待ち”の人気を博したニューヨークのシェフ、ジョナ・レイダー(23)氏。

width=“100%"
Photo by Kohei Kawashima

学生寮ではじめたサパークラブが爆発的人気を呼び、有名店からのスカウト、開業資金を援助したいという投資家までいたにも関わらず、卒業後に選んだ道はフリーランスシェフ。HEAPSが今年5月に取材して取り上げ(記事は1日で10万人に読まれた)、「会いたい!」声が殺到した。今回の公開取材では、「下積み」や「修業」をすっ飛ばして“売れっ子シェフ”へと昇りつめた彼に、「通常のルートを逸脱して手に職をつけること」を聞いてみたい。

HEAPSがジョナ氏へ取材した記事はこちらから。
▶︎「予約4000人待ち」有名学生シェフが卒業後に選んだ進路はフリーランス。

「まったく経験のない業界に転職して圧倒的な成果を出す人の仕事の仕方って?」

「おれの農業はファッションだ」。2015年4月に、“東京生まれ、無農薬育ちの野菜”を栽培する会社「T. Y. FARM」を立ち上げた太田 太<オオタ フトシ>(34)氏だ。オーガニック率0.2パーセントの日本の農業界にイノベーションを起こそうとしている彼こそが、2人目のゲストスピーカー。前身はファッション業界だ。

width=“100%"
Photo by Noemi Minami

Seed to Table(種から食卓まで)」をテーマに、いまでは東京都青梅市で2.5ヘクタールもの畑を耕作しているが、もともとはまったく農業のノウハウもない状態でファッション業界から農業界に飛び込んだ。そんな太田氏に、今回のイベントで「経験のない業界への転職、経験のない場所で革命を起こす仕事の仕方」を伺ってみたい。

Be inspired!が太田氏へ取材した記事はこちらから。
▶︎ファッション業界から農業へ。“東京生まれ、無農薬育ちの野菜”で「ファストファッション化した日本の農業」に革新を起こす男。

「フリーランスと会社員、どっちがいいの?」「子育てしながら、バリバリ好きなことを仕事にして生きていくのって難しいの?」

3人目のゲストスピーカーは、海外にも根強いファンを持ち、毎年のアメリカで行われる映画・音楽の祭典「SXSW 2017」にも出演した“歌謡エレクトロユニット”「Satellite Young」のボーカルを務める草野 絵美<クサノ エミ>(27)氏。

width=“100%"
Photo by Tomofumi Usa

21歳で子どもを授り一児の母である彼女。先述の通りアーティストとして活動しながら日本の広告企業でフルタイムで働く会社員、“三足のわらじ”を履きこなす”女性だ。

学生の頃はラジオで話したり、アニメの原作を作ったり、フォトグラファーをしたり、ITスタートアップの起業したり…。様々な経験やバックグラウンドを持ち、フリーランスや起業家としても生きていける彼女が「なぜ会社員として企業に所属するの?」、そして「子育てしながら、バリバリ好きなことを仕事にして生きていくのって難しいの?」などの質問を彼女にぶつけてみたい。

Be inspired!が草野氏へ取材した記事はこちらから。
▶︎「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。

『MEET HEAPS Public Interview Studio』イベント詳細

9月9日に開催する今回のイベントでは参加者に「ジョナ氏特製オリジナルドリンク&スナック」の提供や、HEAPSから「イベント限定ノベルティ」の配布も行う予定だ。会場は渋谷の南口から徒歩約2分のところに位置する「100banch」。

記事で紹介した3名のゲストと今回しか味わえない体験ができるのは約100名。ぜひ『MEET HEAPS Public Interview Studio』に参加して、アナタに合った「働き方」や「仕事との向き合い方」のヒントを見つけてほしい。【チケットページ】 / 【イベントページ】はこちらから。

「20人限定」のダイニングイベント参加者&コラボレーターも募集!

width=“100%"
Photo by Kohei Kawashima

今回のジョナ氏の来日イベントは、『MEET HEAPS Public Interview Studio』だけではない。ジョナ氏が日本の食材をふんだんに使用した料理を振る舞う『MEET HEAPS x Social Dining』を開催する。この日限りのダイニングイベントの参加者の募集は20名。少ないからと諦めずにぜひ応募してほしい。イベントの日程はまだ確定しておらず(ジョナの来日が決定したのが先週でして…)、イベント候補日は9月6、7日の2日間。

『MEET HEAPS x Social Dining』イベントページの詳細はこちらから。
▶︎https://www.facebook.com/events/216195878912099/

そして、ジョナ氏とHEAPSと一緒にイベントを創ってくれる方も大募集。イベント当日のビデオグラファーの方や、ジョナ氏とコラボレーションしてくれるアーティストの方など大募集中です!制作期間があるので、いち早くご応募ください。他にも、こういうことやったらおもしろそう、できるよ、という方、この募集内容を越えたおもしろいご応募をお願いいたします。

コラボレーター応募フォームはこちらから。
▶︎https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft6qIwX-bNW3gSchE3uFzsbvms4rLtnuu52VPjVaUxNJ_evQ/viewform

width=“100%"
Photo by Kohei Kawashima

『MEET HEAPS Public Interview Studio Vol.1』概要
日程: 9/9(土)
時間: 11:00~15:00(予定)
場所: 100BANCH
住所: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1 [ https://goo.gl/maps/jKguYJpNMy62 ]
チケット: ¥3,500 [http://ptix.co/2vkFXAd ]
Facebookページ: https://www.facebook.com/events/676224732580188/

 

※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。

Share
Tweet
★ここを分記する

series

Creative Village