「ポテトとジンジャーで世界を平和にする」。駒澤大学に佇む、他社と手を組みクラフトマンシップを発信するお店、Brooklyn Ribbon Fries|TOKYO GOOD FOOD #015

Text: Jun Hirayama

Cover: JUSTINE WONG

2017.12.7

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フェアトレード、ダイレクトトレード、オーガニック、ベジタリアン、ビーガン、ゼロウェイスト、昆虫食、未来食…。東京の街に日々増えていく、お腹をただ満たすだけではない「思想の詰まった飲食店」。

「ビーガンの友達と、ビーガンメニューのあるレストランにいきたい」、「サードウェーブの先を行くコーヒーが飲みたい」、「フードロスがないレストランに行きたい」、「無農薬野菜が食べたい」、「友達や恋人と健康な食事をしたい」、「ストーリーのある食材で作られたものを食べたい」「地元の食材を食べたい」などなど。そんなニーズに答える連載。

「食べることはお腹を満たすだけじゃない。思想も一緒にいただきます」、その名も『TOKYO GOOD FOOD』。フーディーなBe inspired!編集部が東京で出会える、社会に、環境に、健康に、あなたに、兎に角「GOODなFOOD」を気まぐれでお届け!

第15回目の『TOKYO GOOD FOOD』は、「ポテト」と「ジンジャー」で世界平和を願うあのお店。

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WHERE IN TOKYO

今回紹介するのは、2014年11月に田園都市線沿いの駒澤大学駅にオープンした「Brooklyn Ribbon Fries “KOMAZAWA”(以下、B.R.F)」。

表参道のCOMMUNE 2ndや原宿にも系列店があるが、駒沢店が唯一の路面店で他の店では味わえないメニューも多々存在するという。B.R.Fプレスの鳥居さんに、お店のオススメの一品や、お店のコンセプトなどを聞いた。

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店長の平子さんとプレスの鳥居さん

WHAT’S GOOD

ーオススメの一品を教えてください。

「ORIGINAL BURGER SET」です。B.R.Fの自慢のハンバーガーとリボンフライ(後ほど説明します)のセット!

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ORIGINAL BURGER SETとジンジャーエール

ーなぜですか?

バーガーのバンズも、ポテトフライもお店のこだわりが詰まっているからです。

自慢のバーガーバンズは、学芸大学にある「BOLSO」という仲の良いパン屋さんに作ってもらっています。ローカルに根ざして、一個一個大事に焼き上げてくれる信頼のできるパートナーとのコラボレーションは、自信を持って伝えることができます。

そして、何と言ってもB.R.Fを立ち上げたKiyo Shinokiがアメリカのフリーマーケットのフードベンダーで見つけたジャガイモをスライスする特別な機械で調理して揚げた、ポテトフライ、通称「リボンフライ」も自慢の一品です。螺旋状のこの形は、食べているだけで楽しく、その場を明るくしてくれます。

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ー他にもオススメの商品はありますか?

もう一つ挙げるなら「PEANUT BUTTER & ROASTED BANANA BAGLE」。

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代々木上原にある「テコナベーグルワークス」のベーグルと「HAPPY NUTS DAY」のピーナッツバターのコラボレーションのメニューです。駒沢のお店がオープンする時に、僕らが大好きな二つのローカルブランドに交渉して実現しました。自分たちの大好きなものを、お客さんにオススメできることほど幸せなことはないですね。

CONCEPT & PHILOSOPHY

ーお店のコンセプトはなんですか?

単刀直入に言いますとコンセプトは「ポテトとジンジャーで世界を平和にする」です。ポテトとジンジャーというシンプルな食材で、「最⾼に美味しい食」を生みだし、世界に笑顔をたくさん創りたいです。

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ーお店ができた経緯はなんですか?

B.R.Fを立ち上げた張本人のKiyoがアメリカを旅してる途中で立ち寄ったフリーマーケットのフードベンダーで初めてこのポテトをクルクルの形にスライスするリボンカッターの機械を目撃し、すぐさま取り寄せて研究したのがキッカケです。ポテトフライは万国共通、老若男女誰でも好きなものです。

2012年に表参道で小さな「フードベンダー(屋台)」から始まったポテトフライと手作りジンジャーエールの専門店は、2013年にお店のジンジャーエールを自宅で簡単に飲めるようにジンジャーシロップを発売してメーカーとしても動き始めました。そして、2014年に今回紹介している駒沢大学にあるブルックリンスタイルのアメリカンダイナーをオープン。昨年2016年には原宿に3店舗⽬を誕⽣させました。

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CHANGE SOCIETY

ーお店を通じて、どんな風に社会を変えたいですか?

僕が日々スタッフに共有していることは、「B.R.Fはただのポテトフライ屋ではない!」ということです。じゃあ何なの?って話ですが、僕らは創ることへの探究心である「クラフトマンシップ」の集合体なんです。

「BOLSO」のパン、「テコナベーグルワークス」のベーグル、「HAPPY NUTS DAY」のピーナッツバターなど。そんなクラフトマンシップを突き詰めたローカルフードブランドと手を組み、お客さんに提供していることも、他のお店ではないB.R.Fらしいユニークな取り組みだと思います。

クラフトマンシップ。そう横文字で言われると「難しそう」とか「壮大だ」と感じる人もいると思います。でも、実は大それたことではなくて、僕らにとってのクラフトマンシップは、ただ目の前の人を「あっ!と驚かせたい」とか「おもいっきり笑顔にしたい」という精神のことなんです。そして何よりそのことで、「自分の心の真ん中が 『楽しい』でいっぱいになること」も大事だと思っています。

僕らB.R.Fにとって、そんな目の前の人を驚かせ、笑顔にさせるツールがリボンフライとジンジャーエールなんです。

自分を愛し、目の前の誰かを愛し、地元を愛する。そんな愛で溢れたクラフトマンシップの精神がこの世界に増えたら、めっちゃ楽しい未来が待ってると思いませんか?

僕らはこれからも「ローカリズムを育む誇り高きクラフトマンシップ」 を大切にするクラフトフードブランドとして、ポテトとジンジャーで世界を平和にします!絶対叶えます!

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リボンフライとジンジャーエール。そんな自社の商品だけでなく、彼らが愛する他社のローカルブランドと一緒に、クラフトマンシップを日本の社会に伝え、「愛」を日本に増やしていくというミッションを掲げるB.R.F。

「手作りのごはん」「地元の食材」「驚きと笑顔で溢れた食事」。そんな言葉からかけ離れた効率化のみが追求された飲食店が街に増え続ける中で、ひたすら逆走するB.R.Fのハンバーガーやリボンフライをほうばった筆者は「美味しい」という感情だけでなく、「本質的な食の楽しさ」や「人の温もり」を感じることができた。

ぜひ次の休日にBrooklyn Ribbon Fries “KOMAZAWA”に行ってみてはどうだろうか。ファストフードでは決して味わうことができない作り手の温もり溢れたクラフトフードがあなたを待っている。次回の『TOKYO GOOD FOOD』もお楽しみに!

Brooklyn Ribbon Fries “KOMAZAWA”

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Address:東京都目黒区東が丘2-14-11

Tell: 03-6413-8185

営業日:DAY TIME

[Tuesday to Friday]11:00 – 17:00(L.O.16:30)

[Saturday to Sunday](予約不可) 11:00 – 17:00(L.O.16:00)

AT NIGHT

[Tuesday to Sunday]18:00 – 22:30(L.O.22:00)

CLOSED: MONDAY

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※こちらはBe inspired!に掲載された記事です。2018年10月1日にBe inspired!はリニューアルし、NEUTになりました。

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